教育

保育園

 保育園は、仕事や病気などのために、家庭で子どもを保育できない場合に、保護者の代わりに保育をする児童福祉施設です。このほか、パート就労や病気などで家庭保育ができない保護者のために、子どもを臨時的または緊急一時的に保育園で預かる一時保育や、日曜日・祝日・年末年始などに行う休日保育もあります。

入園基準 保護者が次のいずれかの事情にあり、同居の親族も子どもを保育できない場合に限ります。
  • 日中、常時仕事をしている場合
  • 出産、病気、心身に障害がある場合
  • 常時同居の病人や心身障害者の介護をしている場合
  • 災害にあった場合
上記の理由がなくなった場合は、退所します。
手続き窓口 保育課、各地域自治センター、富屋・平石・姿川地区市民センター、各保育園(代行受付)
保育料 前年の所得や児童の年齢によって決定
問い合わせ 宇都宮市 保育課
電 話 028-632-2393

幼稚園

 小学校へ入学する前の、満3~5歳の幼児を対象にした教育施設です。市内には、47の私立幼稚園と国立幼稚園が1園あります。入園を希望する人は、宇都宮地区幼稚園連合会、または各幼稚園へ問い合わせてください。

問い合わせ 宇都宮地区幼稚園連合会
電 話 028-625-1084

小学校・中学校

 日本の学校教育は、小学校6年間、中学校3年間、高等学校3年間と大学4年間の6・3・3・4制で、うち小学校と中学校の9年間が義務教育です。学校は4月に始まり翌年の3月で1学年が修了します。外国籍の人で希望する場合は就学することもできます。
 市立の小中学校は、住所地により通学する学校が指定されています。新入学及び不就学対象のお子さんにはご案内を送付しますので、希望する場合は学校管理課で手続きをしてください。なお、日本語指導を必要とするお子さんは、窓口で相談してください。
 市立の小中学校の場合、入学金、授業料、教科書代は無料です。保護者の負担となるのは、学用品・副教材費と給食費、遠足、修学旅行費用などとなっています。ただし、費用のことでお困りの人は、学校または学校管理課へ相談してください。

問い合わせ 宇都宮市 学校管理課
電 話 028-632-2724

 また、宇都宮市教育センター相談室では、小中学生の不登校、学校生活および就学(年長児より)などの相談に応じています(予約制)。

問い合わせ 宇都宮市教育センター
電 話 028-639-4380 または 4381
受付時間 月~金:9:00~17:00

就学援助

 宇都宮市では、経済的な理由により就学することが困難と認められた小中学校等に通学している児童・生徒の保護者に対して、学用品や通学用品の費用の一部を援助しています。

援助が受けられる人 宇都宮市に住んでいる児童・生徒の保護者で、以下の場合。
生活保護を受けている。
申請年度に生活保護を停止または廃止され、援助が必要と認められた場合。
生活保護に準じる程度に生活が困窮していて、援助が必要だと認められた場合。
家族全員の総所得が低所世帯の場合や、病気や災害などの事情により収入が減り援助が必要と認められた場合。
援助の内容 生活保護世帯: 修学旅行費、医療援助費
生活保護に準ずる世帯: 学校用通学用品費、新入学学用品費(4月1日認定の1年生のみ)、校外活動費、修学旅行費、通学費、学校給食費、医療援助費
申込方法 学校から受け取った「就学援助費受給申請書」に必要事項を記入のうえ、学校に提出する(毎年、申請が必要)。
問い合わせ 宇都宮市 学校管理課 就学グループ
電 話 028-632-2723

学童保育

 小学校の授業が終わった後に、希望する子どもは学校に残って勉強やスポーツなどをする放課後子ども教室があります。小学校1~6年生の希望する児童が対象です。
 また、保護者などが仕事で家にいない児童(主に小学校1~3年生)が、放課後に楽しく安全に過ごすために子どもの家や留守家庭児童会があります。社会生活に必要な基本的な習慣を身につけられるよう、専任の指導員が手伝います。市内65か所の小学校で実施しています。
 活動時間や内容などは、学校または教育委員会へ問い合わせてください。

問い合わせ 宇都宮市教育委員会 生涯学習課
電 話 028-632-2651

高校・大学

 9年間の義務教育が終わると、高等学校や大学に進学したり、就職したりします。
 宇都宮市内には、県立10校と私立5校の高等学校、国立1校と私立4校の大学があります。また、私立短期大学や専修学校(専門学校)などもあります。入学を希望する人は、各学校へ問い合わせてください。

<宇都宮市内の学校>
学校 課程 学科・学部 年数 特徴
高等学校 県立または私立 全日制 普通科
専門学科
総合学科など
多くの高校が昼間に授業を行う。1日の授業は5~8時間程度。
定時制 主に、昼間は仕事をして、夜間に学校で授業を行う。1日の授業は4時間程度。
通信制 普通科 4~ 主に、自宅で自主学習をし、課題を提出する。また、定期的に学校での面接や特別活動に出席する。
専修学校
各種学校
県立または私立 調理師科
看護学科
美容科など
1~ 通常、高等学校を修了した人が対象。専門学校や大学校などがあり、職業や生活に必要な能力を身につける。
短期大学 私立 幼児教育科
音楽科など
高等学校を修了した人が対象。専門の学芸を研究する。
大学 国立または私立 経済学部
工学部
教育学部
農学部など
高等学校を修了した人が対象。専門の学芸を深く研究する。
大学院 2~5 大学を卒業後、さらに研究を続ける。修士課程や博士課程がある。

 経済的な理由で高校や大学などへ就学することが難しい人のために、宇都宮市の奨学金制度や入学一時金制度があります。

  奨学金制度 入学一時金制度
対象 高校、高専、中等教育学校(後期課程)、短大、大学、専修学校(2年以上)に入学予定または在学中の人 高校、高専、中等教育学校(後期課程)、短大、大学、専修学校(2年以上)に入学予定者の保護者
応募資格 市民の被扶養者で、経済的理由により就学が困難である等 市内に住民登録があり、市税の滞納がない等
連帯保証人 2人 1人
返還 無利子で、一定期間内に口座振替で返還
募集期間 毎年2月下旬~4月下旬 毎年12月上旬~1月下旬
問い合わせ 宇都宮市 教育企画課
電 話 028-632-2704