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理事長あいさつ

理事長  和久 文彦

理事長メッセージ【令和5年度】

 読者の皆様、初めてこのページを開かれた読者の皆様へ
 私は、このUCIAの理事長を2020年7月より務めております和久文彦です。
 2019年より猛威を振るったCOVIT-19もやっと今年に入り感染者数が減り始め、 通常の感染症の扱いとなり、各種の活動も活発化してきております。

 昨年度は、不活発の中でも、第二回日本語学習発表会を開催して在宇都宮市外国人の日本語向上を図り、また2年間休止していた日本文化の会を再開しました。ほかにもアメリカ、韓国、ブラジルの子どもたちのために絵本の会を開催でき、今年は英国、ブラジル、中華民国の子どもたちへの絵本の会を開催予定です。

 留学生のためには、大学と連携を図り、各種企業訪問や工場見学を実施しており、  また、観光地を訪問して雪の経験や果物狩りの体験など、実際の栃木県や宇都宮市を肌で感じてもらっております。

 昨年度まではこの3年間中止していた5つの姉妹都市との交流も少しずつ再開し始めております。 たとえば、フランス、オルレアン市への学生派遣、と同市の剣道クラブの宇都宮市での研修をこの11月に予定、さらにアメリカ、オクラホマ州のタルサ市への派遣も検討中であり、ニュージーランド、オークランド市との交流も、来年度の再開をお願いしております。

 上記、3つの国、3つの都市は、いずれも多国籍、多文化共生の土地であり、我々が今後背負っていく課題を現在解決しようとしています。言葉も異なり、文化も異なりますが、同じ人間が、同じ空間で問題解決に向かっています。今後大いに参考にさせていただきたいと思います。
 我々の市役所の窓口である部署についても、以前の国際交流プラザから、多文化共生推進課と名称を変更しており、 新たに市の目指す方向が明確になってきていますので、この市に住む若人がそれらの町を訪問して、違うところ、共通するところを発見してきてほしいものです。
 状来は、日本語の掲載だけでなく、一部でも英語を通じて、このページをめくっていただいた方に宇都宮市ならび宇都宮市国際交流協会(UCIA)に今まで以上の魅力を感じてもらい、いつの日か一度訪問してみたいと思っていただければ幸いです。

2023年9月3日